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まるてつの緩和病棟(PCU)徒然なるままに

肺ガン患者ですが、2021年に肺炎を発して入院生活となりました。身近な人への状況報告と、日々思うことを書いています。興味のある方はぜひご一読ください。

3月17日(水)午後・ベランダに出る

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  昼食後、妻が来院し、ものを届けてくれた。甘味はバナナチョコクレープで、

冷蔵庫を冷やしてないので、すぐに食べた。1日一つでも贅沢な味だ。甘いものを食べないと、元気は出ない。

 血糖値は安定しているので、今は何食べても良いと言われているが、少しずつにしようと思う。食事はおかずが煮るだけの調理なので、常食にしてもらうよう伝えた。

14:30リハビリ。今日は車椅子に乗って、酸素ボンベを積み、9階のリハビリセンターを見学した。屋上のベランダに出て、外の風にあたったが、日光が眩しく、風は冷たい。慣れていないことを感じたが、やってくれた理学療法士さんにはありがとうと言いたい。(もちろん、ご本人にそう言ったが)

 15:30回診。今日は早い。

リハビリ後は再び休憩する。

職場に手紙が届いてから、幾つかメールをいただいた。何よりの励みになる。

16:00 呼吸が整ってきた。メール返信、ブログ記入。

17:00  ニュースを見る。LINEの惰弱性が気になる。中国にも委託していた部分があることについて。

 コロナは、昨日のニュースでもやっていたが、制限することが無理なら、感染防止策を図る店に補助金を出すあたりが妥当な策だろうか。発想の転換が必要なようだ。 

18:00  夕食から常食になる。

煮た調理だけだったため、常食はまたゆっくり食べなくてはいけないものの、食欲は増す。

夕食後、早速布団をかけてもらった。

呼吸は静かにしていれば、レベルが下がっても取り込む酸素量は取れている。

呼吸の乱れはない。

19:00  実家に電話し、状況を話す。

私の母教会に手紙を送ったのが届き、礼拝後に読んでいただき、また祈られたとのこと。感謝である。

 ところで、ベッドと台の高さの関係で、実は台の上で手紙を書けない。膝の上にノートかルーズリーフを下敷きの上に置き、ボールペンを立て、斜めに覗きながらできるだけゆっくり書くと、どうやら読める程度には書けるようだ。

 できないことを嘆くより、何かできることをやっていた方がよっぽどいい。

 ただ、それは自分のことで、他人を批判する気持ちは全くなく、泣きたい時は私にもあるのだ。

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年度末までもう少しですね。

来年度はコロナ対策から少しでも元の生活に戻りますように。

まるてつ