公園散策 自然観察 植物との関わり 多肉植物の寄せ植え 日常で感じたこと 鉄道乗車 下町散歩 桜開花 ジャンク品いじり 文芸作品感想 肺ガン 通院治療

まるてつの緩和病棟(PCU)徒然なるままに

肺ガン患者ですが、2021年に肺炎を発して入院生活となりました。身近な人への状況報告と、日々思うことを書いています。興味のある方はぜひご一読ください。

3月29日(月)の現在の心境

f:id:marutetsukitachiba:20210323092338j:image

肺腺ガン(4-Ⅱ)を告げられてから、2年8ヶ月が経った。抗がん剤を4種、その度に入院したこと、緩やかに、しかし肺炎を発症してからは急に体力が下がっていったことなどを体験した。

何度も書いたが、たとえ末期ガンと言われても、以外に時間はあるようだ。だから、今の時間をどう過ごしていくかを考える必要もあり、治療の進歩により、与えられた日々をどう過ごすかが課題となってきた。緩和ケア病棟でさえ、通過施設である。ガンを告げられた後の時間は

治療の進歩によって、長くなっていると

いうこと。ここは皆様もぜひ心に留めてほしい。

 

さて、ガンを告げられた後、どのように過ごすか。これは今の私に課せられている課題である。考えていても、貴重な時間が過ぎて行く。何か、生き方を変えなければいけないのか?

 

私は今、こう思う。ガンになったからって、急に思い出作りに励む必要はない。働ける状況だったら働けば良いし、思い出作りに急に旅行に出なくて良い。

私が自身のブログや写真を改めて見ると、どうも自分では意識していないが、

導かれる道を歩いてきたように思えてならない。

 

大事なことはやってもらったことについては「ありがとう」と言うことだ。

体力が落ち、人にやってもらうところが多くなる。素直に「ありがとう」と言い、繰り返していると、どれだけ他者の暖かさに支えられていることがわかるだろう。

他者の暖かさを感じられる様に、変えられていく。だからたとえベッドに寝ている時間が長くなっても、孤独感を強く感じることもないのだ。

この先は、家に帰ることを目標として

リハビリに取り組んでいる。どういう経過を辿るのか分からないところもあるが、それはまたそのとき考えるとし、

今はリハビリに専念したい。f:id:marutetsukitachiba:20210329143147j:image