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まるてつの緩和病棟(PCU)徒然なるままに

肺ガン患者ですが、2021年に肺炎を発して入院生活となりました。身近な人への状況報告と、日々思うことを書いています。興味のある方はぜひご一読ください。

3月24日(水)午後・家族来院・体調について

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12:30 妻、長男が来院。担当医の説明を聞くため。長男が大学を卒業し、証書を見せてくれ、写真を撮る。私に出来たことはないのだが、長男の証書を見て、ホッとした気持ちになった。それを見せてくれる日まで生かされたと思う。先生の説明の時間まで、病室で3人(あくまでも例外です)で近況を話すことができた。話すとやはり息は切れる。

14:00  リハビリ。スムーズに車椅子に乗れた。慣れもあるが、明らかに心身の疲れが取れている。一ヶ月の疲れと不眠が重なり、担当医(緩和ケア病棟)から、

先週と全然違うと言われた。

リハビリでは外に出て桜を眺めることができた。チューリップ、ムスカリビオラ、白妙菊などの花。ドウダンツツジの小さな花。春が来たことを感じた。

いつもリハビリのたびに、励みになるコースを設定してくれて、理学療法士さんにありがとう😊と言いたい。

リハビリの間、家族は担当医の説明を受けていた。家族が帰った後は再び部屋が静かになる。16:00までメール入力。

16:00〜  

読書。周五郎のおたふく物語三部作が、ハルキ文庫で一冊になっているもの。

慣れ親しんだ文章に浸る。気持ちがとても落ち着く。

18:30  

夕食、歯磨き、TVニュース視聴。

柔道の古賀選手の死去は当然気になったが、2人に1人はガンになるのだと思い、動揺することは無い。その死去を悼むばかりである。

夕食はゆっくり30分以上かけ、ゆっくり食べる。呼吸整い、身体のトラブルはない。

 

独り言

ニュースを観ていると、コロナ対策に国民が付いていかない様子が顕著に見られる。GO TOトラベルの再会を図る政治家がいる。第4波、変異株対策、ワクチンの接種の遅さ、県ごとで異なる対策、

ここも知事が地元有利に持っていこうとするので、ゴタゴタ。感染者を減らしたいのか、増やしたくは無いだろうが、ここまで迷走している状況もかつてないような気がする。

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今日は家族に会え、息子の大学卒業書も見ることができ、嬉しい日でした。

緩和ケア病棟もとても静かで、リハビリをする身体が、先週よりも楽に動きました。

明日は少し天気が崩れる様ですが、皆様にとって良い一日でありますように。

まるてつ