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まるてつの緩和病棟(PCU)徒然なるままに

肺ガン患者ですが、2021年に肺炎を発して入院生活となりました。身近な人への状況報告と、日々思うことを書いています。興味のある方はぜひご一読ください。

5月31日(月)・転院前の一日

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6:00  カーテンを開けてもらう。朝の目覚めの時間は調子が良いのだ。

天気は曇り気味である。病棟で一日を過ごすのが最後の日となるので、大した用もないのだが、やることを繰り返し考えている。気持ちが落ち着かない。

引き出しの中の物が増えてきたので、転院のタイミングで、種類分けをした。

そんなこと言っても、5分か10分あれば終わってしまうほどだが。

朝食は時間がかかり、普段だと食後の休みを取りたいのに、今日は返さなくてはいけない本を読み返してみたり、お世話になった人に渡そうとするカードをもう一度見たり、落ち着かない。

休むタイミングを逃し、午前中にシャワーまで浴びてしまった。浴室内では気持ちをシャワーを浴びることに集中しようと気をつかう。

病気になってからは、集中していないと

思わぬ事故につながりかねないので、一つのことに集中するのはとても大事なことなのだ。

12:00  昼食はカレーだった。落ち着かないときはカレーがいいのか?

なぜか気が和む。

この後、事務の人が訪ねてくる、書類に記名したり、治療計画→引き継ぎだからだろう、を渡されたり、コロナの検査で鼻に綿棒を入れられたり、と如何にも退院前の流れであった。

そんな中でも、排便はしっかり出た。

昼食後は体調は普通であった。

14:30  本棚に借りた本を返す。先に売店に行って必要なものを買う。早めに部屋を出たので、リハビリセンターへの

到着が早まってしまった。

帰りは息が乱れてろくに話しも出来ないので、三ヵ月お世話になった理学療法士のKさんにお礼を書いたカードを渡した。

準備運動の後、歩行器を使ってだが、使わなくても15〜20mは歩けた。息が整えば、酸素があれば歩けるのだ。

歩き終わった後はさすがに息が乱れた。

リハビリセンターでKさんに挨拶をして、その次に治験でお世話になったコーディネーターMさんにお礼をするため、そのまま車椅子で3階の部屋に向かう。

コーディネーターMさんにも同様にお礼を書いたカードを渡してきた。

16:00  自室に帰り、しばらく息を整え、車椅子のまま、そばにあったお茶を飲む。落ち着いたタイミングでベッドに移動した。

16:29  痛み止めを入れた。

引き出しの中の物を整理した。

18:00  夕食は食べている間、同様が出ている。食後、様子を見ていたが、

18:44に再度痛み止めを入れた。

19:30  横になって休んでいたが、ようやく身体が落ち着いてきたようだ。動悸がおさまってきた。

20:00  眠る前の鎮痛剤を飲む。

21:30  眠る前の薬を飲む。

夜は1時間置きに起きたり眠ったりの繰り返しだった。

翌日 

4:00から目は覚めている。

6:00にカーテンを開けてもらう。

コーヒーを飲む。

気持ちは落ち着かないが、動悸や身体を痛みはない。

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転院前の一日でした。

今、当日朝ですが、体調は落ち着いています。

ブログは余裕が出来次第、再開したいと思いますのでしばらくお待ちください。

まるてつ