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まるてつの緩和病棟(PCU)徒然なるままに

肺ガン患者ですが、2021年に肺炎を発して入院生活となりました。身近な人への状況報告と、日々思うことを書いています。興味のある方はぜひご一読ください。

当たり前のようにしていたことが

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こんにちは。病と共にいる方、支えているご家族の方、いかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍ではありますが、たとえガラス越しでも、春は感じられます。

昨月に肺炎の広がりで治験が中止になりましたが、皮肉にもそれから呼吸のしんどさを直接感じるようになりました。

トイレに行っただけで息が乱れ、生活上の移動がキツくなりました。

風呂に入るのはまだまだ勇気がいるし、病院も館内の車椅子を借りています。

近所のコンビニも公園も、しばらく行っていません。まだ、歳は若いと思っているので、この状況は辛いときもあります。

ただ、今までは理屈、頭の中で状況を納得しようと思っていましたが、それは無理だと思いました。

つらいときは つらいと思って いいんじゃないかと。

やりたいと思うこと、行ってみたい場所はあるし、そして、できれば働きたいし、とにかく、身軽に動いてみたいなぁ!

時に、痛烈にそんな思いに駆られます。

 

でも、今は残念ながらそれはできません。悲しく、寂しく、孤独を感じてしょうがない。一つだけ思うのは、今はそういう思いを濃縮して、溜めているのかなぁ。じっくりと、40年もののウィスキーのように。

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