キャンプ番組に思うこと
夏休み期間中なので、キャンプを取り上げる番組を見ることが多い。
ただ、時代が変わったのか、キャンプに求められている楽しさというものが、今の番組からは全く分からない。
なぜか?
車で現地に乗り付け、都会で買った用品を、食料までおそらくはそうなんだろう、持ち込んでくる。キャンプ地は焼いて食べる場所で、それだけの場所だ。
観ていると、テントや食具、キャンプ飯がほとんどで、周囲の自然との関わりが
一切ない。用はキャンプ用品の通販番組でも観ているようである。
椅子、机、スマホ、発電機なんてものを入れたら、キャンプなんてしなくていいんじゃない?と強く思う。寝心地の良いコテージに泊まった方が良いよ。
自然が取り上げられないのなら、例えばその場所ならではの水の確保、湧き水であったり、沢の水かもしれないが、そんなときの注意点や、例えばそのキャンプ地に食べられる野草はないのか?
火起こしで使える落ち葉は?
何て思うと、今あるのはキャンプ用品の通販番組だ。
自然と触れ合いのだろうが、自然と隔絶しているのである。
昔ながらの飯盒、無骨なダークグリーンの水筒。お湯が炊けて、山の頂上でカップラーメンが食べられ、コーヒーでも飲めたら、それで良かったように思う。
ソロキャンプなども一時流行ったが、
キャンプと言うのに、その周辺との関わりが一切ないのはどうしてなんだろう?
まるてつ