ミャンマー鉄道事情より
鉄道ファンの端くれなので、ネット
で興味ある記事を読むのだが、東洋経済社によるミャンマー鉄道事情を読んで考えさせられた。
軍政が長く続いたミャンマー。
鉄道の状況もよくないが、日本から輸入したディーゼルカーについて、動かせるのは前照灯の点灯と前に動かすことだけ。エアコンも、蛍光灯もメンテナンス不足で動かせないとのこと。
二本木さんという方が技術指導に入っているのだが、日本からディーゼルカーを輸入しても動かせない。メンテナンスをすると、間違えた方法で車両を壊してしまう。だから、車両の使える部分が限られている。
意味もなく、部品を紙ヤスリで磨き上げてそれで良しとしてしまう。
二本木さんはメンテナンスの手法を伝えるのに、自分で考えさせることを第一にしているのだが、軍政の悪しき一面で、
物事を考えることをしなくなってしまったことで、日本の中古の車両だってエアコンがついているのに、それも使えないのである!
ミャンマー、厳しいなあ。
しかし、物事は自分の中で考えるのが基本。これは今の自分にも当てはまることなのだ。
鉄道を輸出するには、技術指導を伴う。
あまり知られていないが、アジア諸国に
日本は鉄道の技術指導に多く関わっている。
整備をすれば壊してしまう?
物事を考えない習慣。
これはきつい。
どういうようにミャンマー鉄道事情は
より良くなっていくのだろう?
私は福祉施設の職員をしていたが、
物事を考える習慣をつけることは
業種を問わないことだと思った。
これからのミャンマー鉄道事情がどう変化していくのか、注目していきたい。
さあ、私もがんばるか。