ネットニュースから。
朝、起きてニュースを検索していると、福岡の大牟田市動物園で、飼育されている肉食獣に屠体給餌をしたというニュースを見て、自分の中でヒットしてしまった。
屠体給餌とは、餌になる肉を生きていた状態に限りなく近い状態で与えることを言う。
大牟田市動物園では、ヤクシカの固まりをホワイトタイガーに与えていた。
皮や骨付きの肉を与えることで、本能を呼び覚まし、ストレスを軽減することにつながるそうだ。
写真では、ホワイトタイガーがヤクシカの肉を咥えていたが、ホワイトタイガーが生き生きしている様子が写真から感じられた。
動物園は、その存在目的から人工的に生き物を飼育しなければならない。
飼育そのものが論議を呼ぶ今の時代に、飼育動物をより自然に近い環境を与えようという発想、また努力に敬意を表するのだ。
動物園の生き物が野生に近い状態なると、見ていて伝わってくるものがあると思う。是非、広まって欲しいことだ。